2024年09月09日

エアコンの調子がなんだかよくない?修理が必要なケースを解説

エアコンの調子がなんだかよくない?修理が必要なケースを解説

暑い日や寒い日など、快適に過ごすのに欠かせない家電が「エアコン」です。久しぶりにつけようとしても電源が入らなかったり、利きが悪かったりすると修理を考えるでしょう。

こちらの記事では、エアコンの修理が必要なケースやチェックすべき点を解説しています。買い替えを検討すべきケースも紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。

このようなときは修理を検討しよう

去年は使えていたエアコンが、今年になって利きが悪かったり動作がおかしかったりする可能性も十分あります。使いたいときに使えないと困ってしまうので、シーズン前に動作確認をしておくのがおすすめです。以下のような症状が出た場合、修理を検討しましょう。

電源が入らない

もっとも多い症状としてあげられるのが、エアコンの電源が入らないケースです。電源が入らないと使用できず故障を疑うかもしれませんが、一時的な誤作動が考えられるので、まずは電源コードの抜き差しを行いましょう。一度電源コードを抜いて、数分後に差し直すだけで復旧する可能性があります。

それでも電源が入らない場合は基盤やセンサーなどの故障が考えられるので、修理が必要です。電源コードの確認をして直らなければ、修理依頼を検討しましょう。

エアコンの利きが悪い(冷えない・暖まらない)

冷暖房の利きが悪いときは、修理の必要なケースがほとんどです。エアコン本体と室外機をつなぐ配管には冷媒ガス注入されており、熱交換をして室内が適切な温度に保たれています。それらが行われていない場合、冷媒ガスが漏れていたりセンサーの故障だったりのいずれかが考えられます。

本体から水漏れがする

エアコンをつけてしばらくすると、本体から水が垂れてくるときはドレンホースの可能性がほとんどです。ドレンホースは室外機に付いている細いホースを指し、エアコン内部に溜まった水分を外に排出する役割をもっています。

ドレンホースが目詰まりをしていることがあり、取り除けば水漏れはほぼ解消されるでしょう。水漏れがおさまらない場合は、冷媒回路が故障している可能性が高まります。その場合は修理の必要があり、高額になりやすいので場合によっては買い替えを検討しましょう。

室外機が作動しない

エアコン本体は稼働するのに正常に動作をしない場合は、室外機の故障を疑いましょう。室外機のファンが回っていなかったり異音がしたりする場合は、モーターや基盤の修理が必要です。高額な修理になる可能性があり、設置場所によっては足場の用意などで修理費用が大きくなる点は覚えておきましょう。

修理を頼む前にチェックしてみましょう

「エアコンに異常があるから修理をしないと」と依頼をする前に、いくつか事前のチェックをおすすめします。故障ではないのに修理を依頼してしまうとムダな出費になり、大きく損をしてしまうでしょう。まずは以下の3点を試し、その後を確認してからでも遅くはありません。

リモコンを確認する

「リモコンの運転ボタンを押しても電源が入らない」というときは、エアコンではなくリモコンに注目をしましょう。電池を交換しても反応しない場合、ボタンのゴムが劣化していたり故障したりが考えられます。機種によっては、リモコンの自己判断機能が付いているものもあるので、試してみるといいでしょう。

室外機の周りを確認する

「冷暖房の利きが悪くなった」と思ったら、一度室外機の周りを確認してみましょう。室外機の前に物を置いていたり、室外機にカバーが掛かったりしたまま使用していると、冷暖房の利きが悪くなる原因といえます。

エアコンを使う際は室外機の前を片付けて、カバーを外した状態で使用しましょう。できるだけ広く開けておくと、風通しがよくなるのでおすすめです。

フィルターの確認をする

エアコン本体のフィルターも利き具合に関わるポイントです。エアコンを使用していなくてもフィルターは汚れるので、それが原因で風が通りにくくなることも十分に考えられます。

フィルターの目詰まりは冷暖房の利きが悪くなるだけでなく、結露と合わさることでカビが発生し、部屋中に広がってしまいます。また電気代の高騰にもつながるので、こまめな清掃を心がけるといいでしょう。

エアコンの修理ではなく買い替えを検討するサインとは?

エアコンは修理すれば使えることもありますが、場合によっては買い替えを検討したほうがいいケースもあります。ひとつの目安が「10年」という期間です。エアコンの寿命は10年前後といわれており、10年を超えると不具合が出る可能性が高まります。

部品が生産されておらず、修理ができないケースも十分あることです。そのため、修理費用と同じ金額で新しいエアコンが購入できる可能性もあります。

また、本体や室外機から異音がするときも買い替えを検討しましょう。基盤やコンプレッサーといったパーツは高額な修理費用になるので、買い替えのほうが安く済むことがほとんどです。

まとめ

エアコンの利きが悪かったり、動作が不安定だったりする場合は心配になり、修理を考えてしまうでしょう。その前にチェックすべき点を踏まえてから、修理を依頼しても決して遅くはありません。10年以上使用していたり、異音がしたりするときは修理費が高額になりやすいので、買い替えを検討するといいでしょう。

「株式会社東葉テクノ」では、エアコンの修理を行っています。壁掛けや天井など、さまざまなタイプのエアコンを取り扱っているので、お困りの際はぜひ当店へご連絡くださいませ。