アンテナ設置は実績を誇る経験豊富な専門業者がおすすめ！その理由を解説

一般家庭でアンテナの設置といえば、テレビ用のアンテナになります。一部本格的にアマチュア無線を行っている方がアンテナを立てることはあるものの、決して多くありません。現在テレビアンテナには地上デジタル放送と衛星放送用のアンテナがあります。じっくりとアンテナを眺めることはなくとも、アンテナが機能することでテレビの視聴ができるのです。

今回は、テレビのアンテナの設置などについて解説します。

アンテナとは

そもそもアンテナとはどのような働きをするものでしょうか。アンテナは電波を送信・受信するための装置です。テレビだけでなく、携帯電話・スマホ・無線機・カーナビゲーション・ラジオなどの機器にも、アンテナが組み込まれています。

アンテナは空間に放出された電波を、効果的に捉えて受信するのです。また、アンテナは送信も行います。送信する際は、アンテナが電気信号を電波に変えて空間に放出して通信を行うのです。次章で日常生活にてよく目にする、テレビアンテナについて紹介します。

テレビアンテナには種類がある

現在日本には、地上デジタル放送と衛星放送（BS/CS放送）があります。両方を視聴する場合は、地上デジタル放送用のアンテナと、衛星放送用のアンテナが必要です。それぞれのアンテナは受信する電波が異なることもあり、形状なども異なります。それぞれを詳しく解説しましょう。

八木式アンテナ

地デジアンテナの中でもっとも電波が強いタイプは、魚の骨のような形をした「八木式アンテナ」です。街中でよくみかけます。他の種類の地デジアンテナに比べると大きめで、通常の家庭用アンテナで、高さが103cm×横幅37cm×奥行き54cmほどの大きさです。

アンテナ本体の重量は1kg～1.2kg程度ですが、固定するためのパーツなど一式すべてを合わせると、3kgを超えることもあります。アンテナを立てる場所の電波状況や、周辺の建物の高さや大きさなどの関係もあり、設置工事は技術力だけでなく経験も必要です。基本的には電波が受信しやすい屋根に設置しますが、ベランダや外壁にも設置可能です。

デザインアンテナ

地デジアンテナとして、長方形の箱型の「デザインアンテナ」もあります。一般的な大きさは高さ57.7cm×横幅21cm×奥行き11.8cmほどで、重さは約1.9kg～2kgと軽量です。屋根だけでなく、屋上や外壁の軒下や、2階の壁やベランダの柵などに固定も可能です。

色もホワイト・ベージュ・ブラウン・ブラックとバリエーションあり、屋根や壁の色と同系色を選べます。シンプルな長方形の箱型だけに建物の外観を崩さないため、人気のアンテナになっています。

ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナは、比較的新しいポール型の地デジアンテナです。デザインアンテナと形状が異なるタイプとして誕生しました。標準的な大きさは、高さ67.2cm×横幅14.3cm×奥行き12.3cmほどと、コンパクトで重さは約1.5kgほどです。デザインアンテナよりもさらに軽く、設置しやすい特性があります。

BS/CSアンテナ（2K）

BS放送やCS番組など衛星放送を受信するためのアンテナが、大きなお皿のような形のパラボラアンテナです。実際にディッシュアンテナともいわれています。従来の衛星放送の2K（フルハイビジョン）放送を視聴するための、衛星放送用アンテナを「BS110°CSアンテナ」といいます。

一般家庭用に設置される、BS/CS放送用アンテナのほとんどは、直径45cmの大きさで重さは1.7kgほどです。また直径が50cm・60cmと大きくなればなるほど、電波の受信感度は強くなります。受信状況がよくないエリアは大きめのアンテナがおすすめです。

4K8Kアンテナ

「4K8Kアンテナ」は、2018年12月からはじまった、超高画質映像の「4K8K放送」を受信するアンテナです。4K8K独自のチャンネルを視聴できるだけでなく、既存の2KのBS番組も視聴可能です。最近は4Kテレビが人気なものの、アンテナも4K対応タイプを設置しなければ、高画質の4K番組は受信できません。

実際に4K8K放送を見るには、4K8K対応テレビを求めましょう。4K8K対応アンテナのほかに4K8Kチューナーと、4K8K対応のブースターも必要になります。

アンテナ設置工事の依頼先

テレビのアンテナ工事は高所作業があり、配線など専門知識が必要となるため、どこに依頼すればよいか気になります。テレビを購入した電気店でもよいものの、ほかにもあるのです。

アンテナ工事をお願いできるのは、家電量販店・アンテナ工事専門会社・ハウスメーカーの工務店、ホームセンターの4か所が主な依頼先になります。おすすめは、アンテナ工事専門会社です。

テレビアンテナ専門会社はアンテナに対する知識が豊富で、アンテナの取り扱いに長けています。電気工事の知識や経験が豊富なため、アンテナを最善の状態に設置し、高所作業も安全にすすめます。

まとめ